2019/05/19

ツクールフェス一般投稿作品感想2

フォーマル・ウェア
約2時間でクリア。
勇者たち一行と魔王の決戦はすぐそこまで近づいていた。
あとは魔王城に乗り込むだけ…でもちょっと待って!城っていうなら正装した方がいいんじゃない?
勇者なんてまさかの素数シャツよ!?…ということでサイゴの町へ買い物に繰り出す物語。
一本道イベントを順に追っていくタイプの作品のためそこまで難しい部分はない。
とはいえ戦闘はあまり気が抜けないバランスなところが好き。最後まで飽きずに戦闘できた気がする。
敵の名前は不意打ちで面白い名前が来たりヨハン弄りが酷かったりして笑いっぱなしでした。なかよしとかサキュバス三姉妹とか人間グラトリオとか
そして最終戦の演出はベタだけど熱い〜!
物語は冒頭からゆるい会話の数々で笑わせてもらったかと思いきや、終盤にかけてぐいぐい盛り上がっていくところが面白かった!
自然な流れで仲間たちの過去を振り返るところもいいよね、旅としても終盤、既に完成された関係を眺めてるのにぐいぐい愛着が湧く。
特にルーデニアに関しては眼鏡的にいつ裏切るかとわくわくしてたら、それ以上に美味しい展開が待っていて満足いっぱい。

好きなキャラはテレパシィ。幼女は正義
会話するたびにポワンって音がするの可愛いよね。

2018/11/21

ツクールフェス自主コンテスト作品感想15

◇◆SLEEP◆◇
約40分、2→1→3の順でエンディング3種クリア。
【兄に会いたい。そんな願いが生んだ世界】(作品説明文より)
本編中にはキャラの台詞が一切表示されないため、作品に散りばめられたさまざまなピースを拾い集めて想像する必要がある物語。
雪が降り続ける、現実とは少し異なるどこか不思議な世界。アイテムを探してみたり、ときに襲いかかってくる化け物と戦いながら兄を求めて先へ進む。
なんといってもどこか歪で恐ろしいマップや化け物と、降り止まない雪とBGMの美しさとの対比が雰囲気抜群で素敵。世界のひとつひとつが静かに沁み渡るようです。
戦闘は難易度の低い自作戦闘。ちびキャラの動きが可愛くて見てて飽きないところが好き。関係のないアイテムにも反応してくれるのも面白かった〜。
主人公の取った行動により結末は変わるが、結末によって得られる情報からどうやっても変わらない事実が徐々に見えてくる作りも思わず息を飲みました。
一度クリアしたらエンディング条件のヒントを見られる仕様と、ヒントを見ないとまず到達しないであろうエンディングの内容の合致具合がすごい…
どのエンディングにしても、決定的な場面になる前に「ああ、こうなるんだろうな」という光景がもう想像出来るんだよね。現れる敵の正体、この世界の真実。想像できるようにできているのが本当に上手い。それでも現実を受け入れて自分の足で進まないといけない。プレイヤーが操作して進ませないといけない。前述のヒント必須エンディングが最たる例だと思うのです。
周回ごとに色んな感情が押し寄せる作品でした。

2018/11/18

ツクールフェス自主コンテスト作品感想14

永遠の強制終了
約20分でクリア。
サブタイトル通り自主コンテストに投稿が間に合わなかった理由を多少(?)盛りながら、しかし演出面は全力投球しながら繰り広げるお話。
内輪ネタとのことなのであまり深くは触れないでおきますが、最後の突き抜けたハッピーエンド具合に思わず笑いました。これは是非とも完成させて実現しないと!
また肝心の間に合わなかった作品の序盤部分を見られるようにもなっている。
残酷な描写に百合(の予感)と人を選ぶ内容ではあるものの、残酷なシーンは直接的には見せておらず、マシロ本人の騎士としての覚悟と人の心は持ち合わせている一面を窺い知れるので見せ方としては個人的にかなり心に響いた。百合部分はまだこれからだからなんとも言えないけど、純真無垢な幼い姫と国の暗い部分を背負う騎士の心の触れ合い…いいじゃないですか、すごくいいじゃないですか。この時点ではまだほのぼのとしているからこそ、先に待つ避けようのない波乱の予感に不安を抱かずにはいられない。こちらも個人的にめちゃくちゃ好みです。
続きが見られないことに絶望しました。3話は!?

ツクールフェス自主コンテスト作品感想13

いちゃらぶオックス2
約1時間でクリア。仲間は反応が紳士だったホルンと前作で笑ったアリエーゼ。スコアは70500。
前作は分かっていても言葉選びで毎度爆笑してしまう、テンポの良いコントのような小話。短くてもずっと笑いっぱなしだったので、ここで多く語るよりも実際やってみてほしいと思う作品でした。
2は前作をプレイせずとも恐らく楽しめるだろうけど、終盤で前作ネタが出てくるのでやっぱり実際やってみてほしい。

年中彼氏募集中のターナ(天才)が彼氏を求めながら魔王軍に挑みに行く物語。3ステージに分かれており、それぞれ合間に休憩や物資補給、そしてあらゆるキャラ選択肢を彼氏にしようと試みる。
とにかく誰が相手だろうとなりふり構わないターナの言動が面白い。そして彼女に対する反応も大体辛辣で、笑いながら気づけば全員口説いていました。ラストはあんなん笑うに決まってるやん。しかも開発室まで裏切らない。
そんなコミカルな会話を楽しむ作品かと思いきや、戦闘面はなかなか手応えがある。宿屋的な全回復手段が無いのでアイテムと金をやりくりする必要があったり、低レベルクリアに挑戦できるようになっていたり。最初こそ回復無しに戸惑ったが、限られた範囲で何を買うか、いつ回復するかなど考えるのがとても楽しかった。レベルを上げれば何だかんだ余裕があるように出来ているのも上手い。
それにしても戦闘回数がどうやってカウントされていたのか気になる。

好きなキャラは今回ちゃんとした出番は終盤だけなのに、どんどこやらかしてくれるダナさん。幸せそうで何よりだけどお前が言うな!!www

2018/11/15

ツクールフェス自主コンテスト作品感想12

ゴリロリF
約3時間でクリア。
最終メンバーはアイス、ディクソン(エンジェル)、ディクソン(鶏)。ゴリラはレベル27、他はレベル25。
あわてんぼうの月が…ではなく、妻子ある ゴ リ ラ が突然異世界召喚されて勇者になる物語…だがこのあらすじすらも特に重要ではない。
向かった先で起こる色々なことを場の勢いで引き受けたり巻き込まれたり、予想の向こう側を行く展開に身をまかせる作品だと思います。なにかと回転爆発するけどそこに安心を覚える。
オープニングでのゴリ分が多く一瞬詐欺の香りがするが、物語が進むにつれてちゃんとロリ分も増えていく丁寧なお仕事に笑う。メインの幼女はともかく、町でうろつくモブ幼女の話し方が無垢でかわいい。海につき落としはしたけど触らないよ。ほんとだよ。
イベントでいうと500兆円と人工呼吸、ギャグゲーに出てはいけないアンリ君や武器を試される武器屋、カツラに俺のハウス…めっちゃ笑いました。
戦闘は属性を重視するのかと思いきや、大体ゴリラの超通常攻撃が何とかしてくれるので錬成などで装備を揃えるのが大事っぽいのかな。
錬成のシステムがところどころ誤字はあるとはいえ楽しい。変数枠で素材を表示してくれるからいちいち調べなくてもいいところが快適!素材がぽこぽこ手に入るので試しに作ってみようと思えるんだよね。星5の武器とゴリラ装備、チョコボールは作ったよ。
敵のレアドロや木ガチャ(10連対応)も絶妙に遊び心をくすぐる。クリアにはそこまで必要ではないのでスルーできるものの、システム的には細かいところにゲームとして楽しめる要素が散りばめられてるところがとても好き。
ラストの感動の畳み掛けも必見。過去作も容量足りないだかでこんな感じだったような…ゴリラのその後がちょこっと気になるものの、とにかく完成させるってすばらしいなと思いました。

好きなキャラはアイスさん。
人工呼吸への理不尽な対応といい、男勝りなところが楽しいおひと。加入してからはずっとスタメンでした。

2018/11/13

ツクールフェス自主コンテスト作品感想11

独房のフィアテ
約50分でクリア。エンディングはもう1種類あるそうだが、条件を見て諦めた。
無実の罪で囚われた一人の男は隣の独房にいた少女と共に脱出を目指しながら、やがて少女に隠された秘密、そして自らの過去と向き合うこととなる…といった物語。
探索と謎解きを合間に挟みながら進行していく作品である。一応急ぐ必要はない…と作中でも説明を受けるものの、操作可能になると同時にカウント開始されるタイマーが妙に緊張感を抱かせる。心臓には悪いけど演出としては好きだなあ。でもペンギンとは一度も会わずじまいでしたね…(遠い目)
謎解きは単純にクリアする分にはこの手のジャンルにしては素直で簡単な方だと思った。自分は利用しなかったが、もし分からなければお助け要素も用意されているので安心。さくさく物語に没頭することができた。
探索で気づいたのはタイマー増加とメモの変化くらいかな?他にもあるかも。これも進行には関係ないところでの、作品の雰囲気を演出していて好き。
物語はフィアテとゼクストが出会ったことで、お互いが希望を持って変化していくところに胸が熱くなりました。フィアテは無口主人公ポジションでもこれまでの境遇や行動で彼女の思いが見えて辛くなったり応援したくなったり、ゼクストもまた飄々としているように見えて、ふとした言動から歴戦の戦士としての風格やかつての影が付き纏う様が窺える。不意打ちの戦闘シーンの台詞一つ一つもカッコいい〜!
色々と魅せ方が素敵ですよね、決して語りすぎず、でも丁寧に示してくれる。
本名バレ後の装備説明文がちょっと変化するところもたまらない。バレ前の説明文を踏まえて読むと、ここでもまたそれぞれの人柄が見えるんだよね。もう一つの装飾品の説明文もあるのだろうか、見たい…
スタッフロールでその後の様子が映されたことで、明るく終えることができるというのか…フィアテのどうしようもなく悲惨な身の上やゼクストの消えない過去の傷跡が少し晴れるような思いがしました。好き。

好きなキャラはゼクストですね。
序盤の自分の話になると上手くかわすところ、終盤決意した上でフィアテに呼びかけるところとか、全てが格好いい。そして強い。逃亡に際して峰打ちで済ましちゃうところも甘いのかもしれないけど、その甘さが彼の魅力だと思う。

2018/11/10

ツクールフェス一般投稿作品感想1

ぷろだぶ
約2時間30分で全エンディングクリア。
個人経営店の息子である主人公が、店の品揃えを充実させるためにあちこち行き来して奮闘する物語。
基本的には現在持っているアイテムを必要としている人へ渡し、お礼としてまた新たなアイテムを貰う。そしてそのアイテムをまた…という物々交換で進行していく仕組み。
ストーリーの進行や本来の目的を達成するだけなら、困っている人の話をきちんと聞いていけば難易度はそれほど高くない…のだが、所謂開発室のような場所で明かされる見覚えのないアイテム名の数々!そんなんどこにあるんだよ!!と思ったら貴方はもうこの世界の深みに嵌っている。条件はなかなかシビア、作者さんに聞かないと分からなかった分や、こうして感想を書いている自分もまだ見つからないアイテムがある。欲しい…
それは置いといて、物々交換がシンプルながら楽しい。これをもらったから次はあの人のところに持って行こう!とアイテム一つ一つを手に入れた時が嬉しいんだよね。
アイテムの説明文や淡々と進むちょっとズレた仲間たちの会話など、テキストのセンスやどこかで見たようなメタネタの数々も好きです。何故海辺の少女はポニテじゃないんですか!
教会の鍵は開けた瞬間に「あっステータスと好感度を満たしたんだ…」と当時のTOKIMEKIを不意に思い出しました。なお結果は…
タンスを開けられない理由、フラグを折るイベントも好き。折りました。

好きなキャラはみんな大好きハドンソさん。ごく普通の村人グラかと思いきや†黒歴史†を所有していたり、井戸の光るものを気にしまくるところや突然のプロフェッショナルしたりするところが楽しくて親近感の湧く主人公ですね!