独房のフィアテ
約50分でクリア。エンディングはもう1種類あるそうだが、条件を見て諦めた。
無実の罪で囚われた一人の男は隣の独房にいた少女と共に脱出を目指しながら、やがて少女に隠された秘密、そして自らの過去と向き合うこととなる…といった物語。
探索と謎解きを合間に挟みながら進行していく作品である。一応急ぐ必要はない…と作中でも説明を受けるものの、操作可能になると同時にカウント開始されるタイマーが妙に緊張感を抱かせる。心臓には悪いけど演出としては好きだなあ。でもペンギンとは一度も会わずじまいでしたね…(遠い目)
謎解きは単純にクリアする分にはこの手のジャンルにしては素直で簡単な方だと思った。自分は利用しなかったが、もし分からなければお助け要素も用意されているので安心。さくさく物語に没頭することができた。
探索で気づいたのはタイマー増加とメモの変化くらいかな?他にもあるかも。これも進行には関係ないところでの、作品の雰囲気を演出していて好き。
物語はフィアテとゼクストが出会ったことで、お互いが希望を持って変化していくところに胸が熱くなりました。フィアテは無口主人公ポジションでもこれまでの境遇や行動で彼女の思いが見えて辛くなったり応援したくなったり、ゼクストもまた飄々としているように見えて、ふとした言動から歴戦の戦士としての風格やかつての影が付き纏う様が窺える。不意打ちの戦闘シーンの台詞一つ一つもカッコいい〜!
色々と魅せ方が素敵ですよね、決して語りすぎず、でも丁寧に示してくれる。
本名バレ後の装備説明文がちょっと変化するところもたまらない。バレ前の説明文を踏まえて読むと、ここでもまたそれぞれの人柄が見えるんだよね。もう一つの装飾品の説明文もあるのだろうか、見たい…
スタッフロールでその後の様子が映されたことで、明るく終えることができるというのか…フィアテのどうしようもなく悲惨な身の上やゼクストの消えない過去の傷跡が少し晴れるような思いがしました。好き。
好きなキャラはゼクストですね。
序盤の自分の話になると上手くかわすところ、終盤決意した上でフィアテに呼びかけるところとか、全てが格好いい。そして強い。逃亡に際して峰打ちで済ましちゃうところも甘いのかもしれないけど、その甘さが彼の魅力だと思う。
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