2018/10/21

ツクールフェス自主コンテスト作品感想3

竜と祝福のアリア
約2時間でクリア。
生まれ育った村の「竜の祝福」という風習に疑問を抱いた少女が、過酷な運命を越えて真実を掴む物語。
とにかく作中で匂わされる嫌な予感は悉く的中するので、めげそうになること多々であった。
嫌な予感を匂わせるタイミングと、その時はあくまでも触れすぎない描写が絶妙。
「これ絶対やばいやつやん…次が怖いけど、どうなるんだろう」と気づけば一気にプレイしていた。
そして嫌な予感オブ嫌な予感を乗り越えた先のエンディングが、ここまでの暗さを払拭するかのように爽快。すっきりとした気持ちで終われました。
アリアちゃんの突き進む性格もいい。進行を躊躇うような展開が続く中でも、彼女が迷わず進んでくれることで引っ張ってもらえた気がします。
ドラゴンの圧倒的な力、人間との価値観の違いを見せつけられるところもファンタジー感にどっぷり浸かれる。
人間は短い命を燃やしながら足掻き、長い年月を重ねてきたドラゴンはどっしりと構えてそれを見つめる。素敵。
ここは前二作と同じ世界…?村人たちの先祖設定はそういうことなのかな

戦闘は自作戦闘。某オクトパスや某ブレイブリーに似たシステム。
個人的に自作戦闘は新たに複雑な仕組みを覚える必要があったりで苦手なのですが、難易度は低めで分かりやすく体力も戦闘毎に全回復するので、楽しんで色々挑戦することができました。
動き回るちびキャラ、タイミングによって特技の台詞が変わったり、イベント戦闘用の演出などなど戦闘でもキャラの個性が見えるところも好き。ここは自作戦闘のメリットだよね。
巨大モンスターのマップアートも、攻撃ごとにアクションするところが面白かった!

好きなキャラはエヴァン。特技も全部MAXにしたぞー
まだまだ子どもっぽさが残る序盤の姿も、時を経て根は変わらないながらもアリアを守るためにたくましく成長した姿もカッコかわいい。
たまに俺の心が死んでしまうところにも笑う。
幼なじみはよいものですな!!

ネタバレというか独り言
アリアちゃんは囚われの姫を救うのではなく、それを糧に前へ進んでもよかったのではとちょっとだけ思う。
思い出として、屍を越えていけ的な。失ったものは成長の対価として帰ってこない。
でも一度「願いと対価」を体験した以上はこういう答えになるか。希望は持てるけど、それならもはやなんでもあり感が…
大事な人のために突き進む彼女なので、多分この結末といずれ迎える未来がベストなのだろうな。

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